レーザー治療laser
レーザー治療とは
レーザー治療とは、特定の波長のレーザー光線を照射することで、痛みを抑えた状態で歯茎や口腔内粘膜などを切開したり、殺菌、消炎、止血、治癒促進などの効果を引き出したりする方法です。
当院では、レーザー治療に炭酸ガスレーザー(ARROW2001)を採用しています。
炭酸ガスレーザーは、歯茎・口腔内粘膜の切開や、止血効果に優れているなどの特徴があります。なお、レーザーは目への影響が考えられますので、照射中は防護眼鏡、アイマスクなどの使用が望まれます。
レーザー治療のメリット
痛みが軽減できる
レーザー治療では、治療にともなう痛みを軽減することが可能です。
できるだけ麻酔を使用したくない方や、痛みが苦手な方などでも安心して治療を受けて頂くことができます。
出血を抑えることができる
レーザー治療では、歯茎や口腔内粘膜の切開にともなう出血を抑えることが可能です。
出血が抑えられることで、治療中の視野がしっかりと確保できるので、正確に治療を行うことができるようになります。
また、治療後の出血リスクを低減させることもできます。
消炎効果が期待できる
歯茎などが炎症を起こしている場合、その部位を高温で蒸発させて除去したりすることで、腫れや痛みを緩和することが可能となります。
レーザー治療でできる治療
虫歯の予防
フッ素を歯の表面(エナメル質)に塗布して、レーザーを照射することで、高い虫歯予防効果が期待できます。
歯周病の改善
歯周ポケットや歯のまわりにレーザーを照射することで、歯茎の炎症を抑えたり、治癒を促進したりすることができるようになります。
歯茎・口腔内粘膜の切開・切除
レーザー治療では、痛みを抑えた状態で歯茎や口腔内粘膜を切開・切除することが可能です。
止血効果も期待できるので、短期間で治癒をはかることができるようになります。
知覚過敏の軽減
歯の表面にレーザーを照射することで、知覚過敏を軽減することが可能となります。
歯茎のメラニン色素沈着の改善
レーザー照射を数回行うことで、歯茎のメラニン色素沈着を改善させることが可能となります。
薬剤を使用する方法、切除する方法と比べて、痛みが少ないなどの特徴があります。
口内炎の改善
口内炎に対してレーザーを照射することで、痛みを緩和したり、治癒を促進したりすることが可能となります。